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2022年2月のロシア軍によるウクライナ侵攻に始まった戦争を受け、東北大学では３月に「ウクライナ人道支援基金」を立ち上げ、本学に在籍するウクライナ国籍の研究者や留学生、またそのご家族への支援の取組を開始しました。

ここでは、実際にご家族を日本へと避難させることのできた研究者、サポートに尽力した職員の声、そしてご寄附を頂いた支援者の声をお届けします。

2022年の春に国内有数の蔵書票蒐集家である故・小枝昭一さんのコレクション展を開催しました。小枝さんはウクライナをはじめ、ロシア、ベラルーシの作家とインターネットがない頃から手紙を通して親睦を深めていました。その温かい交流を未来へつなぎたいと思い、東北大学のウクライナ人道支援基金を見つけました。

縁があって仙台で学ばれているウクライナ出身の学生の皆さんは、戦争が終わった暁には、母国の復興のために大事な仕事を担われることと思います。いまは同じ街に暮らす一番身近な当事者である皆さんを、直接支援する機会を作ってくださった東北大学に感謝申し上げます。

引き続き、多くのみなさまのご理解とご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。