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2022/12/10

宮城誠真短期大学様を訪問し、学生との交流会を行いました

本学で受け入れたウクライナ出身の教員と学生が、宮城誠真短期大学のキャンパスを訪れ、寄附への感謝を伝えるとともに、学生と交流しました。

 

宮城誠真短期大学に通う学生たちを中心に募金活動が実施され、本学のウクライナ支援募金を通じて、今年の8月にご寄附を頂きました。

その際の記事はこちらよりご覧いただけます。


今回、研究者のクラヴェツさん、学生のゴールディナさんとグナチユツクさんの直接お礼をしたいとの希望に応じ、宮城誠真短期大学の学生会が中心となり、交流会を企画してくださいました。

 

交流会では、山口義康学長および学生会会長の伊藤瑠威さんから、本学で自らの研究や学びを継続している3人に対して、「現実は厳しく母国にいる家族のことも心配だろうが、将来のために諦めず学びを続けて欲しい」、「辛い思いが多いけど、その分今日は少しでも楽しんでほしい」と心のこもったメッセージが送られました。

 

挨拶を受け、学生のゴールディナさん、グナチユツクさんからは、寄附への感謝の意を伝えるとともに、自らが見聞きしたウクライナの現状や、自身の境遇に対する思い、また仙台での生活や今後の展望等についてプレゼンテーションを行いました。宮城誠真短期大学の学生や先生方は、大変熱心に2名のプレゼンテーションに耳を傾けてくださいました。

山口学長(宮城誠真短期大学)から歓迎の挨拶 

ゴールディナさんによるプレゼンテーションの様子

その後、参加者は歓談や交流ゲームの時間を通じて、親睦を深めました。学生会副会長の佐々木優衣さんが、ウクライナと日本のつながりを更に感じてもらえるように、ウクライナの絵本「てぶくろ」を朗読くださる場面もありました。クラヴェツさんは「ウクライナでは小さい頃は誰でもこの話を両親から読み聞かせてもらいます。」と感慨深く感じ、予想外の日・ウクライナの交流を喜んでいました。

 

本学のウクライナ支援の輪が本学の関係者のみならず、宮城県下の大学にも広がっています。本学は、今後も、多様な支援の受入れ先として活動してまいります。

 

引き続きのご理解とご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。 

佐々木さんによる、絵本「てぶくろ」の朗読 

参加者全員による記念写真 

お問い合わせ

<募金の方法等に関するお問合せ先>

東北大学基金事務局
(東北大学総務企画部基金・校友事業室内)
TEL: 022-217-5058・5905
E-mail:kikin*grp.tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)

<募金以外でのご支援に関するお問合せ先>

東北大学萩友会事務局
(東北大学総務企画部基金・校友事業室内)
TEL: 022-217-4817・5059
E-mail:alumni*grp.tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)

<支援を必要とされる方はこちらまで>

国際サポートセンター
(東北大学総務企画部国際サポート課)
TEL: 022-217-6021
E-mail:supportoffice-r*grp.tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)