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2023/02/15

避難学生の修学状況についてご報告

2022年12月、ツェドゥリャク・ヴァシリナ マルタさん(イヴァン・フランコ記念リヴィウ国立大学博士課程)が無事来日しました。

 

マルタさんの指導教員であるボーダン・オスタッシュ教授と本学生命科学研究科の田中良和教授は、かねてから国際共同研究を行っておりました。このたび、マルタさんの研究活動を安全に継続できるよう、本学に避難留学することになったものです。

マルタさんは、田中教授の共同研究者である生命科学研究科の永田裕二教授からも指導を受けており、両研究室の教員や学生との交流を深めながら、自身の研究に打ち込んでいます。

研究活動を行うマルタさん 

永田教授(右)とのディスカッションの様子

マルタさんは、東北大学での研究生活について「ウクライナでは攻撃を受ける脅威が身近にあり、電気などのインフラが途切れがちになることで、生活や研究が立ち行かなくなっていた。東北大学には、研究設備や優秀な研究者が集まっており、生活の心配を感じることなく、研究に専念できる」と述べ、ウクライナ支援基金を始めとした多方面からの支援に大きな感謝の気持ちを表しました。 


マルタさんは令和5年3月まで本学で研究を続ける予定です。 

ウクライナ側教員とのオンラインミーティングの様子

左から:永田教授、マルタさん、田中教授、横山助教(田中研)

また、2022年秋に来日したゴールディナ・マルガリタさん(オデーサ州立土木工学・建築大学3年)と、グナチユツク・オリーナさん(国立航空大学3年)は、本学の人文・社会科学短期留学生受け入れプログラム(IPLA)参加者として勉学に励むとともに、留学生や日本人学生と交流を深めています。

プレゼンテーションに望むグナチユツクさん 

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