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2023/05/02

本学のウクライナ支援について、アプライド株式会社様に御礼の言葉を伝えました

本学のウクライナ支援にご賛同、ご支援いただいたアプライド株式会社様が、令和5年5月2日に本学を訪問され、文学研究科のクラヴェツ・マリヤさん、および国際サポート課宮元博央課長および基金・校友事業室スタッフと面談しました 

まず、宮元課長が本学のウクライナ支援状況を報告しました。「これまでに6名を受け入れて支援し、3月に2名が予定通り帰国しました。避難者を受け入れた以上、一人ひとりをしっかりサポートしています。このような支援が避難者の深い満足感に繋がっており、短期プログラムから本学修士課程への進学を考えている避難者もいます。また、アプライド株式会社様のような企業をはじめ、多くの方のご支援のおかげで避難者への修学・研究環境を提供できています。」との説明と御礼が述べられました。 

次に、ウクライナからの避難者でもあるクラヴェツさんが御礼の言葉を伝えました。「おかげさまで、安全な場所で研究ができており、心から篤く御礼申し上げます。2022年8月に仙台に来てからずっと、やさしい人たちにサポートを受けています。東北の人たちは、地震の経験があるからでしょうか、ウクライナの避難者の気持ちをよくわかってくれていると感じます。私は2023年4月から文学研究科博士課程の学生となり、日本の文学をより深く研究しています。東北大学に来て、ウクライナではアクセスできない研究資料を利用することができます。これからも研究を続けていきたいです。」と、日本語で心の込もった御礼が述べられました。

面談の様子 

自分の言葉で謝意を伝えるクラヴェツさん 

アプライド株式会社様は福岡の企業ですが、これまでにも東日本大震災で被災した宮城県内の高校へパソコンを寄附しています。今回のウクライナの事情についても、胸を痛めた代表取締役の「何か役に立ちたい」という強い気持ちがあり、同社様近隣の大学だけではなく、ウクライナ支援を行っている全国の大学に寄附を行い、その一つとして本学への寄附を考えた、という経緯が説明されました。


<関連リンク>
http://recruit.applied-g.jp/2022/wp-content/uploads/2022/06/9318c9916128d9896ef0e660860b462c-5.pdf

青空のもとで記念撮影 

同社様を含め、本学のウクライナ支援についてはこれまでに多くの方からご支援、ご寄附をいただき、避難者は本学で勉学、研究を続けることが可能になりました。また、地域の人々との交流により、仙台や日本のより良い理解に繋がる体験ができています。皆様のご理解に改めて御礼申し上げるとともに、先の見えない状況を鑑み、今後の支援継続や新たな避難者の受け入れのため、更なる支援をお願いいたします。

お問い合わせ

<募金の方法等に関するお問合せ先>

東北大学基金事務局
(東北大学総務企画部基金・校友事業室内)
TEL: 022-217-5058・5905
E-mail:kikin*grp.tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)

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東北大学萩友会事務局
(東北大学総務企画部基金・校友事業室内)
TEL: 022-217-4817・5059
E-mail:alumni*grp.tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)

<支援を必要とされる方はこちらまで>

国際サポートセンター
(東北大学総務企画部国際サポート課)
TEL: 022-217-6021
E-mail:supportoffice-r*grp.tohoku.ac.jp
(*を@に置き換えてください)